『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

井上 先斗 (いのうえ さきと)

掲載作品数
1 作品
最高順位
13

※現在当サイトでは2019年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

グラフィティという異色の題材を鮮烈に描き出し、新たな犯罪小説の地平を切り拓いた実力派です。デビュー作『イッツ・ダ・ボム』で第31回松本清張賞を受賞し、選考委員からも「圧倒的」と絶賛されるなど、現代社会の切実な光と影をすくい取る鋭い筆致で今後の作品が強く期待されています。

🏆 当サイト最高順位作品 (2025年版 第13位)
イッツ・ダ・ボム
第 13 位 51

イッツ・ダ・ボム

公共物を汚さないスマートな手法でメッセージを伝える「日本のバンクシー」と称されるグラフィティライターの正体と、その裏に隠された真の思惑に迫るウェブライターの姿を描きます。さらに、20年近くストリートに立ち続けるベテランライターが、街中にステッカーを貼りまくる謎の青年と出会い、夜の街をともに駆け巡る中で驚愕の宣戦布告を受ける物語が展開されます。表現者たちの葛藤と熱量を鋭く切り取った、ストリート発の鮮烈な犯罪小説です。
💡 おすすめポイント・見どころ 華やかな都市の裏側で生きるグラフィティライターたちの生態を生々しく描き出しながら、静かなサスペンスへと昇華させています。自己表現をめぐる切実な叫びと、ストリート特有の緊迫した空気が全編を貫いており、従来の謎解きとは一味違う異色の読み応えがあります。表現行為に潜む危うい狂気と、若者たちの剥き出しの感情が見事に交錯する尖った魅力に満ちた社会派の力作です。
代表作・シリーズ
  • バッドフレンド・ライク・ミー(2025年)
  • イッツ・ダ・ボム(2024年)
主な受賞歴
  • 2024年 第31回松本清張賞受賞(『イッツ・ダ・ボム』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

2025年版 第 13 位 51点 イッツ・ダ・ボム