『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

志水 辰夫 (しみず たつお)

掲載作品数
1 作品
最高順位
27

※現在当サイトでは2019年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

散文詩のように美しく叙情的な文体と、人間の孤独や哀切を骨太に描き出すハードボイルドな世界観で多くの熱狂的ファンを持つ小説家です。公務員やフリーライターを経て『飢えて狼』で鮮烈なデビューを果たし、日本冒険小説協会大賞を受賞してベストセラーとなった『行きずりの街』など、独自の文体美が光る作品群で高い評価を得ています。

🏆 当サイト最高順位作品 (2025年版 第27位)
負けくらべ
第 27 位 30

負けくらべ

認知症患者の心を次々と開く卓越した能力を持つ初老の介護士・三谷孝は、内閣情報調査室に協力する顔も持っていました。彼はハーバード大卒のIT起業家である大河内牟礼と出会い、グローバル企業を立ち上げようとする牟礼の野望に巻き込まれていきます。莫大な富を持つオーナー一族との抗争の中で、それぞれの戦いが始まります。
💡 おすすめポイント・見どころ 介護士と国家の裏面に関わるギフテッドという二面性を持つ主人公を通じ、現代社会の歪みを鋭く切り取ったハードボイルド小説です。登場人物たちの息詰まるような心理戦と、人生の哀切を描き出す味わい深い筆致が際立ちます。
代表作・シリーズ
  • 行きずりの街(1990年)
  • 裂けて海峡(1983年)
  • 飢えて狼(1981年)
主な受賞歴
  • 1992年度 このミステリーがすごい!第1位(『行きずりの街』)
  • 1990年 第10回日本冒険小説協会大賞受賞(『行きずりの街』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

2025年版 第 27 位 30点 負けくらべ