『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

薬丸 岳 (やくまる がく)

掲載作品数
1 作品
最高順位
43

※現在当サイトでは2019年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

人間の心の闇や現代社会の重いテーマを真正面から捉え、圧倒的なリアリティと緊迫感に満ちた社会派ミステリを紡ぎ出す名手です。少年法を扱ったデビュー作『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞し、その後も『Aではない君と』で吉川英治文学新人賞を受賞するなど、常に読者に深い問いを投げかけ続ける実力派として広く知られています。

🏆 当サイト最高順位作品 (2024年版 第43位)
最後の祈り
第 43 位 19

最後の祈り

愛する娘を暴漢に惨殺された牧師の保阪宗佑は、死刑判決に笑みを浮かべた犯人への復讐心に囚われます。受刑者の精神的救済を行う教誨師として、自らの手で犯人を地獄へ突き落としたいという強い憎悪を抱きながら面会を重ねる宗佑。死刑執行の日が迫る中、罪の意識を持たない凶悪犯と、信仰と復讐の間で煩悶する父親との激しい対話が、人間の深層心理に鋭く切り込みます。
💡 おすすめポイント・見どころ 愛する家族を奪われた牧師が抱く復讐心と救済の狭間の葛藤を描いた、非常に重厚な人間ドラマです。無慈悲な犯罪者の心理に肉薄しながら、人間が持つ救済の可能性を問い直す作者の覚悟が全編にみなぎっています。
代表作・シリーズ
  • Aではない君と(2016年)
  • 友罪(2013年)
  • 天使のナイフ(2005年)
主な受賞歴
  • 2016年 第37回吉川英治文学新人賞受賞(『Aではない君と』)
  • 2005年 第51回江戸川乱歩賞受賞(『天使のナイフ』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

2024年版 第 43 位 19点 最後の祈り