『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

『このミステリーがすごい!』大賞 第20回(2021年度)『KONOMYS』 GP Volume 20 (2021 Edition)

『このミステリーがすごい!』大賞 第20回(2021年度)

特許権侵害を警告された人気VTuberを救うべく、ヒロインが奔走する弁理士ミステリー南原 詠『バーチャリティ・フォール(仮題)』が大賞に決定しました。
文庫グランプリには、未曾有の密室ブームを迎えている特殊設定下の日本で、高校生探偵が活躍する濃厚な本格ミステリー鴨崎暖炉『館と密室(仮題)』(応募時筆名:金平糖)が選ばれました。
(「宝島社 『このミステリーがすごい!』大賞 公式サイト」より)

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  • 大賞大賞特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来(応募時タイトル:バーチャリティ・フォール)


    著者:南原詠

    特許権を盾に企業から巨額の賠償金をふんだくっていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来が、相方の弁護士と共に防衛専門の特許法律事務所を立ち上げた。
    今回のクライアントは、映像技術の特許権侵害を警告され、活動休止を迫られる人気VTuber・天ノ川トリィ。
    調査に乗り出した未来は、さまざまな企業の思惑が絡んでいることに気づき、いちかばちかの秘策に…!
    2022年第20回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。
    (「BOOK」データベースより)

    受賞文庫グランプリ密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック(応募時タイトル:館と密室)


    著者:鴨崎暖炉

    「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。
    そんななか著名なミステリー作家が遺したホテル「雪白館」で、密室殺人が起きた。
    館に通じる唯一の橋が落とされ、孤立した状況で凶行が繰り返される。
    現場はいずれも密室、死体の傍らには奇妙なトランプが残されていてー。
    (「BOOK」データベースより)

    隠し玉隠し玉彼女は二度、殺される


    著者:秋尾秋

    傀々裡(くくり)という、死者を一時的にゾンビにする能力をもつ能力者たちが存在する現代日本。
    能力者を管理する福音協会から派遣された黒緒(くろお)と白夜(びゃくや)は、何者かに殺害された娘・真珠を蘇らせるべく周防家を訪ねるが、彼女の死体は傀々裡が不可能なほどに損壊していた。
    二人は、真珠殺害犯と、死体損壊の犯人を探すことになる。しかしその矢先、真珠の友人が殺されたと連絡が。さらに黒緒も何者かに襲われて心臓をひと突きされーー。
    (宝島社公式Webサイトより)

    隠し玉隠し玉坊っちゃんの身代金(応募時タイトル:坊っちゃんのご依頼/応募時筆名:小溝ユキ)


    著者:本江ユキ

    第20回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品。
    非正規雇用の日本語教師の夕香子は、オンライン授業中に中国人留学生・通称坊っちゃんの机に暗号が書いてあるメモを見つけ、画面キャプチャを撮る。
    フリーターの彼氏・啓治にネット銀行のパスワードではないかと言われ、試しに打ち込んでみると、ログインに成功。
    残高は3億円だった。
    桁違いの金銭感覚をもつ坊っちゃんなら、少しくらい引き落としてもバレないだろうと、二人は30万円の窃盗に成功する。
    しかし数日後、夕香子の部屋になぜか現金3億円が届いた。
    そして坊っちゃんから【金を返せ】とメールが届く。
    しかも啓治の友人の婚約者が拉致されてしまい、ふたりは返金しようとするがーー。
    (宝島社公式Webサイトより)

    隠し玉隠し玉不動のセンター 元警察官・鈴代瀬凪(応募時タイトル:不動の諜者)


    著者:柊悠羅

    大人気アイドルグループMy SeLection(通称マイセレ)のセンター・鈴代瀬凪。
    元警察官という異色の経歴を持つ彼女は、メンバーの一人がTVプロデューサーからもらったお香に覚醒剤が混入されていることを疑い、調査を始める。
    覚醒剤の供給元を突き止めるも、罠にかかり瀬凪が覚醒剤所持で逮捕されてしまいーー。
    単独ライブも近づき、瀬凪は犯人を捕まえて無実を証明できるのか!
    第20回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉。
    (宝島社公式Webサイトより)

    隠し玉隠し玉呪いと殺しは飯のタネ 伝記作家・烏丸尚奇の調査録(応募時タイトル:ぬるま湯にラジオ/応募時筆名:秋野三明)


    著者:烏丸尚奇

    オリジナル小説の執筆を諦め伝記作家になった男・烏丸尚奇。
    彼のもとに来た深山波平という人物の伝記執筆依頼には、人生を変えるような「刺激を約束する」とあった。
    深山家について調べるうち、彼らに起こった呪いのような不幸の数々と、魔女と恐れられた次女の奇行、監禁と拷問の痕跡が残る地下室の存在を知った烏丸は、彼らをもとに小説を書き、小説家としての再起を図ろうとするがー。
    『このミス』大賞2022隠し玉作品。
    (「BOOK」データベースより)

    候補ダイナマイトにつながったまちがい電話


    著者:遥田たかお

    候補奈落の空


    著者:角張智紀

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