『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

一本木 透 (いっぽんぎ とおる)

掲載作品数
1 作品
最高順位
32

※現在当サイトでは2017年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

元新聞記者としての鋭い人間観察眼とリアリティ溢れる筆致を武器に、現代社会の歪みや劇場型犯罪の恐怖を描き出す本格派ミステリ作家です。メディアの光と影を巧みに取り入れたスリリングな展開で、読者を深く唸らせる上質なエンターテインメントを提供しています。

🏆 代表作 (2020年版 第32位)
だから殺せなかった
第 32 位 29

だから殺せなかった

首都圏全域を震撼させる連続殺人の凶行を詳述した手紙が、大手新聞社の社会部記者の許へ届きます。ワクチンと名乗る送り主は、紙上での公開討論を要求し、絶対の自信を持つ殺人犯と記者の緊迫した対話が始まります。しかし、そのやり取りは苛烈な報道の波に飲み込まれていき、劇場型犯罪の不気味な実態と報道のあり方が圧倒的なディテールで描かれています。
💡 おすすめポイント・見どころ 新聞記者と連続殺人犯という対極にいる二人が繰り広げる、緊迫した頭脳戦の描写が非常にリアルです。単なる犯人当ての謎解きにとどまらず、狂気的な犯罪にメディアがどう向き合うべきかという深い問いを投げかけてくれます。読者に強い問題意識を植え付ける、社会派サスペンスとしての見応えが非常に十分です。
代表作・シリーズ
  • 七人の記者(2025年)
  • あなたに心はありますか?(2023年)
  • だから殺せなかった(2019年)
主な受賞歴
  • 2017年 第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞(『だから殺せなかった』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

2020年版 第 32 位 29点
だから殺せなかった
だから殺せなかった