『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

高野 史緒 (たかの ふみお)

掲載作品数
1 作品
最高順位
29

※現在当サイトでは2017年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

歴史のIFと芸術、音楽が見事に調和した知的なSF的歴史改変小説で、独自の文学世界を切り拓く実力派作家です。ヨーロッパ文化への深い造詣に裏打ちされた絢爛たる筆致と、巧みなストーリーテリングで、目の肥えた読者を深い思索の旅へと誘います。

🏆 代表作 (2019年版 第29位)
翼竜館の宝石商人
第 29 位 30

翼竜館の宝石商人

疫病と洪水の恐怖が迫る17世紀のアムステルダムで、画家レンブラントのもとに、ある宝石商からの使いがやってきます。父の代理で館を訪れたティトゥスは憔悴しきった宝石商と対面しますが、その夜、宝石商はペストで命を落としてしまいます。そこには、死んだはずの宝石商と瓜二つの男が現れ、二重密室の謎が残されます。次々と訪れる危機と謎が絡み合う、歴史背景も豊かな傑作ミステリーです。
💡 おすすめポイント・見どころ 17世紀のオランダという異国の空気感と、ペストの恐怖が漂う緊迫した状況設定が非常に魅力的です。死者が蘇るという不条理な現象と、二重密室という物理的な謎が見事に組み合わされています。歴史とミステリが高度に融合した世界観の中で繰り広げられる、知的でスリリングな謎解き体験に満ちています。
代表作・シリーズ
  • グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船(2023年)
  • カラマーゾフの妹(2012年)
  • ムジカ・マキーナ(1995年)
主な受賞歴
  • 2024年 第55回星雲賞日本長編部門受賞(『グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』)
  • 2022年 第22回センス・オブ・ジェンダー賞SF初志貫徹賞受賞(『カラマーゾフの兄妹 オリジナルバージョン』)
  • 2012年 第58回江戸川乱歩賞受賞(『カラマーゾフの妹』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

2019年版 第 29 位 30点
翼竜館の宝石商人
翼竜館の宝石商人