『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

宇佐美 まこと (うさみ まこと)

掲載作品数
1 作品
最高順位
39

※現在当サイトでは2017年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

地方都市の豊かな自然の裏に潜む言い知れぬ恐怖や、人間の心に巣食う業を、郷愁を誘う美しい筆致でミステリーやホラーとして昇華させます。過去の記憶や因習に囚われた人々の姿を丹念に描き出し、人間の奥底にある暗闇と一筋の救いを鮮やかに浮かび上がらせる深い余韻を持つ作品を手がけています。

🏆 代表作 (2018年版 第39位)
愚者の毒
第 39 位 24

愚者の毒

上野の職安で出会った葉子と希美は、互いに後ろ暗い過去を秘めながら友情を深めていきます。しかし希美の紹介で家政婦として働き出した旧家の主の不審死をきっかけに、過去の因縁が二人に襲いかかります。すべての始まりである筑豊の廃坑集落で仕組まれた陰惨な殺しからつながる、絶望と罪を描いた傑作です。
💡 おすすめポイント・見どころ 昭和の暗部を背景に、女性たちの業と哀しみをえぐり出すような重厚なストーリーテリングが展開されます。過去の悲劇が現在の登場人物たちを容赦なく追い詰めていく因果応報のドラマが、高い緊張感を維持したままラストまで引っ張ります。
代表作・シリーズ
  • 誰かがジョーカーをひく(2024年)
  • ボニン浄土(2020年)
  • 愚者の毒(2016年)
主な受賞歴
  • 2017年 第70回日本推理作家協会賞 長編および連作短編集部門受賞(『愚者の毒』)
  • 2006年 第1回幽怪談文学賞短編部門大賞受賞(『るんびにの子供』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

2018年版 第 39 位 24点
愚者の毒
愚者の毒