いくさの底
「そうです、賀川少尉を殺したのはわたしです」
2018年版 第5位 84 点

いくさの底 ➔

ビルマ北部の閉ざされた村に駐屯することになった日本軍部隊。のどかな村に駐屯する中、突如として発生した日本人将校の死。誰が、なんのために彼を殺害したのか。外部との連絡が絶たれた閉鎖空間の中で、兵士も住民も疑心暗鬼に駆られていく。村に人知れず渦巻く内紛や私怨が次々とあぶり出され、戦争という巨大な所業が人間性を静かに蝕んでいく。正体の明かされない殺人者の告白が導く、予想もつかない地平とは。

💡 おすすめポイント・見どころ

戦争という極限状態と正統派の犯人当てミステリが、これ以上ないほどの必然性を持って結びついた傑作です。外部から遮断された村という閉鎖空間で、人間の疑心暗鬼と微細な悪意がリアルに描かれていく過程の息苦しさは特筆もの。真相が明かされた瞬間に訪れる圧倒的な衝撃と、胸を抉られるような人間性の描写に深い余韻が残ります。

🔍 本作の作風・読書カルテ STYLE & SPECS

🔰
初心者おすすめ度
3/5
戦争とミステリが見事に融合した傑作
🩸
過激度
4/5
極限状態の人間の疑心暗鬼を描く重苦しさ
🧩
ミステリ度
5/5
戦争小説の形式を用いた圧倒的な犯人当て
⚡
一気読み度
3/5
緊張感漂う閉ざされた空間をじっくり追う
🌟 作品独自の見どころ
✨
戦場という極限の犯人当て
5/5
戦争の狂気と論理的推理が完璧に結びついた名作
⚠️ ミスマッチ防止サイン こんな人には向かないかも

「重苦しい戦争描写や人間の悪意に触れたくない方」

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📚 単行本
1,760 円(税込)
いくさの底

いくさの底

出版社
KADOKAWA
レーベル
-
発刊年月
2017年8月
ページ数
203 ページ
ISBN-13
9784041061756
📕 文庫本
968 円(税込)
いくさの底

いくさの底

出版社
KADOKAWA
レーベル
角川文庫
発刊年月
2020年1月
ページ数
228 ページ
ISBN-13
9784041083994

📊 読書ボリュームと形態別スペック READING STATS

  • 📝 推定文字数:約 98,000 文字
  • ⏱️ 読了目安:約 3時間17分 通勤・通学の電車内でサクッと1週間で
📚 単行本
🔖 203 ページ
/
⚖️ 約 223 g
🧥 変装用のトレンチコートほどの重さ
📕 文庫本
🔖 228 ページ
/
⚖️ 約 125 g
🔪 アイツを刺した果物ナイフほどの軽さ
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