警察官の心臓
灼熱の岡崎市の沼で、凄まじい刺創を刻まれた高齢女性の遺体が引き上げられた。元東大卒の華やかな経歴を持ちながら、極貧の現役風俗嬢として人生の明暗を極めた彼女は、なぜ殺されなければならなかったのか。愛知県警本部のエース刑事と署の変人刑事がぶつかり合いながら、底知れぬ闇へと踏み込んでいく。
💡 おすすめポイント・見どころ
構想十年の歳月が注がれた圧倒的な取材量と、地を這うような泥臭い捜査描写の熱量がすさまじい!エリート刑事と変人刑事という王道のバディが生み出す絶妙な緊張感と、被害者の数奇な人生に隠された光と闇が読者の心を強く揺さぶります。警察小説の枠を大きく更新する、重厚にして爆発的なミステリの真骨頂です。