インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー
独立戦争中のアメリカを舞台に、投獄された英国兵エドワードが、植民地開拓者と先住民族のミックスの青年アシュリーをなぜ殺害しなければならなかったのか、その隠された真実に迫る。過酷な歴史の荒波に翻弄される者たちの複雑な因縁と感情が交錯する。
💡 おすすめポイント・見どころ
歴史のうねりの中で引き起こされた殺人事件の背景にある、人間の業と悲哀が深く胸に染み入ります。対立する文化や血統を背景に、獄中でのインタヴューという限られた空間で真実が浮かび上がっていく構成が秀逸。静かな緊張感に満ちた筆致で描かれる、皆川博子ワールドの真髄がここにあります。