蝉かえる
虫を愛する風変わりな名探偵が、事件に隠された人間の切なさを暴く。
2021年版 第11位 69 点

蝉かえる ➔

16年前の災害ボランティアの青年が目撃した行方不明の少女の幽霊にまつわる謎を描く表題作をはじめ、交差点での交通事故と団地での負傷事件の思わぬつながりを暴く「コマチグモ」など5篇を収録。ブラウン神父や亜愛一郎の系譜を継ぐ、昆虫好きの青年・エリ沢泉が、とぼけた佇まいの裏で鋭い推理を発揮し、事件の奥底に秘められた人間の悲しみや愛おしさを鮮やかに解き明かしていく。

💡 おすすめポイント・見どころ

昆虫を愛する風変わりな青年探偵が、事件の奥にある人間の深い悲しみや愛おしさをすくい取る珠玉の連作ミステリ集です。ただ謎を解くだけにとどまらず、物語の背景にある自然の営みや人々の営為を繊細な筆致で描き出すスタイルは唯一無二の輝きを放っています。本格ミステリとしての高いクオリティと、文学的な余韻を同時に味わえる贅沢な一冊です。

🔍 本作の作風・読書カルテ STYLE & SPECS

🔰
初心者おすすめ度
4/5
丁寧な描写と鮮やかな謎解きで親しみやすい
🩸
過激度
1/5
残酷な描写はなく安心して読める
🧩
ミステリ度
4/5
人間の感情と結びついた見事な論理的推理
⚡
一気読み度
3/5
じっくり味わう繊細な文体と構成
🌟 作品独自の見どころ
✨
昆虫好きの変人探偵
5/5
自然の営みから事件の真相を導き出す独自性
⚠️ ミスマッチ防止サイン こんな人には向かないかも

「スピーディなアクションや派手な事件展開を求める方」

📚 バリエーションを見る PUBLISHING Variation

📚 単行本
1,760 円(税込)
蝉かえる

蝉かえる

出版社
東京創元社
レーベル
ミステリ・フロンティア
発刊年月
2020年7月
ページ数
248 ページ
ISBN-13
9784488020095
📕 文庫本
814 円(税込)
蝉かえる

蝉かえる

出版社
東京創元社
レーベル
創元推理文庫
発刊年月
2023年2月
ページ数
297 ページ
ISBN-13
9784488424220

📊 読書ボリュームと形態別スペック READING STATS

  • 📝 推定文字数:約 128,000 文字
  • ⏱️ 読了目安:約 4時間16分 通勤・通学の電車内でサクッと1週間で
📚 単行本
🔖 248 ページ
/
⚖️ 約 273 g
🧥 変装用のトレンチコートほどの重さ
📕 文庫本
🔖 297 ページ
/
⚖️ 約 163 g
🔪 アイツを刺した果物ナイフほどの軽さ
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