朝からブルマンの男
一杯二千円の高級コーヒーを注文しながらも毎回飲み残していく謎の男。そのほか、時間通りに出発したはずがなぜか同時に到着したドッペルゲンガー現象や、金曜の夕食だけ味が落ちる実家の秘密など、桜戸大学ミステリ研究会の二人組が日常のなかに転がる奇妙な五つの謎に遭遇し、独自の推理合戦を繰り広げていく。
💡 おすすめポイント・見どころ
日常の些細な違和感を鋭い着眼点で鮮やかに解き明かす、極上のデビュー短編集!名だたる選考委員が絶賛しただけあり、ページをめくるたびに知的興奮と爽快な驚きが押し寄せます。登場人物たちの軽妙な掛け合いと、論理の積み重ねによって鮮やかに真相が暴かれていくプロセスは、ミステリを読む純粋な喜びを思い出させてくれます。