僕たちの青春はちょっとだけ特別
高等支援学校へ入学した15歳の青崎架月。中学時代までクラスの隅でぼんやりと過ごしてきた少年だったが、明星高等支援学校での生活は彼に小さな変化をもたらす。先輩が巻き込まれたゴミ散乱事件をはじめ、ロッカー移動事件や生徒失踪事件といった三つの謎に遭遇。初めてできた友人たちと手を取り合い、不器用ながらも真相へと迫っていく。
💡 おすすめポイント・見どころ
特別支援学校を舞台に、日常のなかに潜むささやかな謎を丁寧にすくい上げる連作学園ミステリ。対等な友人関係に戸惑いながらも成長していく主人公の姿が、胸にじんわりと染み入ります。大きな事件が起きなくとも、等身大の青春とささやかな謎解きが織りなす静かな感動に、ページをめくる手が止まらなくなること間違いなしの一冊です。