神の光
一攫千金を夢見て忍び込んだ砂漠の街のカジノで大金を手にしたジョージは、誰にも見咎められずバイクで逃げ出す。途中、小屋で休んで翌朝外へ出ると、カジノがあったはずの街は一夜のうちに跡形もなく消えていた。奇跡の如き鮮やかな消失劇をテーマに描く、稀代のトリックメーカーによる傑作短編集。
💡 おすすめポイント・見どころ
街そのものが一晩で消え去るという、開いた口が塞がらないほどの奇想天外なマジックミステリのオンパレードです!北山猛邦氏の真骨頂である鮮やかな物理トリックと、読む者の常識を軽々と凌駕するロジックの連続に脳が心地よく揺さぶられます。短編という短い枠の中に凝縮された、極上のミステリ的サプライズを心ゆくまで堪能できる一冊。