血の弔旗
昭和の闇に埋もれた十一億円と、決して断ち切れぬ男たちの絆。
2016年版 第9位 82 点

血の弔旗 ➔

一九六六年、目黒区の邸宅から十一億円の巨額現金を強奪した根津謙治たち四人の男。戦時中の疎開先で結ばれた絆をもとに完全犯罪を成し遂げたかに見えたが、十年の歳月が流れたとき、彼らの周囲で奇怪な事件が立て続けに発生する。誰が何のために牙を向いているのか。混乱と疑心暗鬼が渦巻く中、袂を分かった男たちの軌跡が再び交差し、昭和という時代の克明な風俗と人間の深い業が明るみに出ていく熱き犯罪小説。

💡 おすすめポイント・見どころ

昭和の濁流を生き抜いた男たちの魂の衝突が、圧倒的な筆力で緻密に描き出されています。単なる犯罪計画の顛末に終わらず、戦争の傷痕や時代が生み出した歪みが巧妙に絡み合う重層的なプロットは圧巻のひと言。狂気とノワール特有の乾いた空気感が完璧に融合した空間に、一気に引きずり込まれること間違いなしの骨太なドラマです。

🔍 本作の作風・読書カルテ STYLE & SPECS

🔰
初心者おすすめ度
3/5
重厚な人間ドラマをじっくり味わえる
🩸
過激度
4/5
人間の深い業と泥臭い悪意が描かれる
🧩
ミステリ度
3/5
犯罪の全貌と過去の因縁を追う構成
⚡
一気読み度
2/5
時代背景の描写を重んじるスローペース
🌟 作品独自の見どころ
✨
昭和ノワール
5/5
戦後の傷痕と男たちの生き様を描く
⚠️ ミスマッチ防止サイン こんな人には向かないかも

「スピーディな謎解きや爽快感を求める方」

📚 バリエーションを見る PUBLISHING Variation

📚 単行本
2,420 円(税込)
血の弔旗

血の弔旗

出版社
講談社
レーベル
-
発刊年月
2015年7月
ページ数
580 ページ
ISBN-13
9784062196352
📕 文庫本
1,320 円(税込)
血の弔旗

血の弔旗

出版社
講談社
レーベル
講談社文庫
発刊年月
2019年5月
ページ数
777 ページ
ISBN-13
9784065125595

📊 読書ボリュームと形態別スペック READING STATS

  • 📝 推定文字数:約 334,000 文字
  • ⏱️ 読了目安:約 11時間9分 時間をかけて大作を味わう
📚 単行本
🔖 580 ページ
/
⚖️ 約 638 g
🧱 この本そのものが鈍器になります
📕 文庫本
🔖 777 ページ
/
⚖️ 約 427 g
🍷 被害者の傍らに落ちていたワインボトルほどの重さ
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