勁草
巧妙化する詐欺の罠、底知れぬ悪意が社会を蝕む。
2016年版 第35位 24 点

勁草 ➔

オレオレ詐欺の標的リストを作成する裏稼業である名簿屋の高城に雇われた橋岡は、被害者から直接現金を受け取る受け子の手配も任されていた。騙し取った莫大な金が口座にうなる一方で、賭博で多額の借金をつくった橋岡と八代は元締めである高城に融通を迫る。一方、府警の特殊詐欺班に所属する刑事たちも水面下で周到な捜査を進めていた。最新の犯罪手口の裏側と、底知れない人間の欲を描き尽くす問題作。

💡 おすすめポイント・見どころ

現代社会を蝕む特殊詐欺のリアルな手口と、そこに群がる犯罪者たちの生態を生々しく描き出した社会派ノワールの傑作です。警察の捜査と裏稼業の人間模様が交錯するスリリングなプロットは、一瞬たりとも読者の緊張感を緩ませません。綺麗事の通用しないアンダーグラウンドの世界を圧倒的なリアリティで構築する筆力には舌を巻くほかありません。人間の底知れない欲望と恐怖を容赦なく突きつける、著者真骨頂の硬派な一冊です。

🔍 本作の作風・読書カルテ STYLE & SPECS

🔰
初心者おすすめ度
3/5
裏社会のリアルな手口を描き出す硬派な作風
🩸
過激度
4/5
特殊詐欺の生々しい闇と人間の底知れない欲望
🧩
ミステリ度
3/5
謎解きよりも犯罪の構造と捜査を描く警察小説
⚡
一気読み度
3/5
裏稼業と警察の攻防を追う堅実な展開
🌟 作品独自の見どころ
✨
現代犯罪のリアル
5/5
アンダーグラウンドの世界を映し出す筆力
⚠️ ミスマッチ防止サイン こんな人には向かないかも

「生々しい犯罪描写や救いのない人間模様が苦手な方」

📚 バリエーションを見る PUBLISHING Variation

📚 単行本
1,980 円(税込)
勁草

勁草

出版社
徳間書店
レーベル
-
発刊年月
2015年6月
ページ数
421 ページ
ISBN-13
9784198639570
📕 文庫本
825 円(税込)
勁草

勁草

出版社
徳間書店
レーベル
徳間文庫
発刊年月
2017年12月
ページ数
541 ページ
ISBN-13
9784198942854

📊 読書ボリュームと形態別スペック READING STATS

  • 📝 推定文字数:約 233,000 文字
  • ⏱️ 読了目安:約 7時間46分 時間をかけて大作を味わう
📚 単行本
🔖 421 ページ
/
⚖️ 約 463 g
🔎 今どき凶器以外に用途がなさそうな巨大灰皿ほどの重さ
📕 文庫本
🔖 541 ページ
/
⚖️ 約 298 g
🧥 変装用のトレンチコートほどの重さ

🎬 映像で愉しむ MOVIE, DRAMA & ANIME

映画 2023年公開

主演:安藤サクラ

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