潮首岬に郭公の鳴く
美しき句に隠された、血塗られた殺意の真相とは。
2020年版 第10位 67 点

潮首岬に郭公の鳴く ➔

函館の著名な岩倉家の三女が忽然と行方を絶ち、海岸の遺留品の近くから血糊のついた鷹のブロンズ像が見つかる。それは家にあって芭蕉の短冊額の句に見立てられたものだった。やがて三女の遺体が発見されるものの犯人の手掛かりは掴めず、事件はさらに予期せぬ展開へと加速していく。美しくも残酷な俳句の暗号が、隠された人間の狂気と秘密をあぶり出していく。

💡 おすすめポイント・見どころ

芭蕉の句に見立てられた連続殺人と、函館の冷徹な空気感が織りなす本格本格推理の重厚な一冊。美しい俳句の裏側に隠された凄惨な意図と、幾重にも張り巡らされた伏線が読者を煙に巻く。事件の背後にある一族の因縁や人間の業が、静謐な筆致で丹念に描き出されており、謎解きとしての完成度も抜群の読み応え。

🔍 本作の作風・読書カルテ STYLE & SPECS

🔰
初心者おすすめ度
3/5
文学的な雰囲気が漂う重厚な本格
🩸
過激度
3/5
殺人事件を扱うため一定のシリアスさ
🧩
ミステリ度
4/5
俳句の暗号を用いた本格的な謎解き
⚡
一気読み度
3/5
じっくりと世界観に浸る読み口
🌟 作品独自の見どころ
✨
俳句の暗号
4/5
古典の句に見立てられた連続殺人
⚠️ ミスマッチ防止サイン こんな人には向かないかも

「ライトなミステリや早い展開を好む方」

📚 バリエーションを見る PUBLISHING Variation

📚 単行本
1,980 円(税込)
潮首岬に郭公の鳴く

潮首岬に郭公の鳴く

出版社
光文社
レーベル
-
発刊年月
2019年10月
ページ数
352 ページ
ISBN-13
9784334913144
📕 文庫本
880 円(税込)
潮首岬に郭公の鳴く

潮首岬に郭公の鳴く

出版社
光文社
レーベル
光文社文庫
発刊年月
2022年10月
ページ数
443 ページ
ISBN-13
9784334794354

📊 読書ボリュームと形態別スペック READING STATS

  • 📝 推定文字数:約 190,000 文字
  • ⏱️ 読了目安:約 6時間21分 週末の連休中に自宅でじっくり
📚 単行本
🔖 352 ページ
/
⚖️ 約 387 g
🍷 被害者の傍らに落ちていたワインボトルほどの重さ
📕 文庫本
🔖 443 ページ
/
⚖️ 約 244 g
🧥 変装用のトレンチコートほどの重さ
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