幸
哀しい秘密と過去の事件。
はぐれ者コンビが守る尊厳。
2014年版 第40位 19 点

幸 ➔

不法侵入の通報を受け、早朝の商店街へ駆けつけた海坂署の寺沢恒彦。侵入者は認知症を患う老女だった。新しい相棒・一ノ瀬明子とともに捜査を進めるうちに、老女に隠された哀しい秘密が浮かび上がる。さらに現在と過去の殺人事件が複雑に絡み合い、事態は思わぬ方向へと転がっていく。出世コースから外れた訳ありのふたりが、ささやかで愛しい人間の尊厳を守るために難事件へ挑む、著者渾身の長篇警察小説。

💡 おすすめポイント・見どころ

効率や出世主義が蔓延する警察組織の中で、あえて名もなき弱者の尊厳に寄り添う刑事たちの姿に胸が熱くなります。認知症の老女が抱える哀切な秘密と過去の殺人事件が美しく繋がるミステリーとしての妙味に加え、不器用なバディが見せる確かな絆の描き方が見事です。乾いた謎解きだけでは味わえない、人間讃歌の余韻を噛みしめる一冊です。

🔍 本作の作風・読書カルテ STYLE & SPECS

🔰
初心者おすすめ度
4/5
人情味あふれる刑事コンビの物語で読みやすい
🩸
過激度
2/5
哀しい秘密はあるが過激な描写は控えめ
🧩
ミステリ度
3/5
現在と過去を繋ぐ謎解きと人間ドラマの調和
⚡
一気読み度
3/5
着実に捜査が進む手堅いストーリー展開
🌟 作品独自の見どころ
✨
弱者に寄り添う刑事
4/5
効率主義に抗い人間の尊厳を守る姿に胸が熱くなる
⚠️ ミスマッチ防止サイン こんな人には向かないかも

「派手なアクションやスリリングなトリックを求めている方」

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📕 文庫本
968 円(税込)
幸

幸

出版社
角川春樹事務所
レーベル
ハルキ文庫
発刊年月
2015年6月
ページ数
461 ページ
ISBN-13
9784758439084

📊 読書ボリュームと形態別スペック READING STATS

  • 📝 推定文字数:約 198,000 文字
  • ⏱️ 読了目安:約 6時間37分 週末の連休中に自宅でじっくり
📕 文庫本
🔖 461 ページ
/
⚖️ 約 254 g
🧥 変装用のトレンチコートほどの重さ
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